お知らせ

2023/08/289月9日(土)より「木原和敏展」気配~そこに在るもの~を開催いたします

中央画壇の第一線で活躍する洋画家 木原和敏展を開催致します。
1958年広島市に生まれ、19 歳の時に初めて画集で目にしたレンブラント作品「ユダヤの花嫁」の素晴らしさに驚き、魅了され、画家を目指す原点となりました。
10年後に、オランダ・アムステルダムへ実物を観に行く事ができ、その美しさや臨場感に圧倒され、目に焼き付けようと一心に眺め続けました。揺るがない情熱の一端が窺えます。
 
1978年 ひろしま美術研究所にて久保田辰男(現在一水会運営委員)に師事し、1982年 現代洋画精鋭選抜展 金賞受賞を機に、本格的に画業に専念するようになります。
その後、1983年 東京セントラル美術館油絵大賞展 金賞 1986年デッサン大賞展 銀賞 1987年 ひろしま美術大賞展 佳作 そして1997年に日展に初出品し初入選を果たすと、以降は入選を重ね1999年・2006年に日展特選を受賞。
白日会展では、1993年の入選以来、毎年出展を続け 1994年に佳作賞、T賞 1997年 S美術奨励賞 2011年には内閣総理大臣賞を受賞し、日本を代表する洋画家の1人となりました 。
 
本企画展では約30点の人物画を展示致します。
画の中にそっと佇む女性たちは、透明感があり瑞々しく描かれています。細かい立体的な肌や髪、衣装の質感までを丁寧に描き出した筆使いは、描かれた美しい女性がそこに存在するかの様な錯覚に陥ってしまいます。
女性らしい飾らない所作や、顔の表情から心の機微に触れ、作品に魅了されます。
 
「そこに存在するがごとく描きたい」「より強く気配を感じさせたい」と思い、描き続けてこられた木原和敏先生の卓越した技術、見ごたえのある作品をどうぞご高覧下さい。
 
木原和敏展
木原和敏展
 
☆休館のお知らせ☆
作品の搬出入、及び施設設備点検等の為、8月28日(月)~9月8日(金)まで臨時休館をさせて頂きます。
皆様のご理解ご協力の程、お願い申し上げます。

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