茨城県つくば市在住の日本画家、中嶌虎威展を開催いたします。
昭和18年 日本美術院同人 中島多茂都の次男として東京に生まれ、父の影響を受け画家を志し、東京藝術大学日本画科を卒業後、院展での活動を始めました。
しかし、近年の日本画が、写実の様にありのままを再現する西洋絵画の影響を受け、伝統的な日本画の在り方を見失ってしまったのではないかと考える様になります。
そして、「日本画」とは何かと言う問いに真摯に向き合う為、院展を離れ、自由な立場で制作・発表する事を決意します。
昭和18年 日本美術院同人 中島多茂都の次男として東京に生まれ、父の影響を受け画家を志し、東京藝術大学日本画科を卒業後、院展での活動を始めました。
しかし、近年の日本画が、写実の様にありのままを再現する西洋絵画の影響を受け、伝統的な日本画の在り方を見失ってしまったのではないかと考える様になります。
そして、「日本画」とは何かと言う問いに真摯に向き合う為、院展を離れ、自由な立場で制作・発表する事を決意します。
真の日本画の魅力とは何か、追究した先に「岩絵具の美しさ」 「線描の力」をあげています。
日本画の第一の特性を「平面的に描いて立体を表す」としています。
写意そして徹底的な写生から、陰影をつけずに線によって立体感を表すことで、岩絵具本来の濁りのない美しい色彩と輝きを損なわずに表現。
日本画の第一の特性を「平面的に描いて立体を表す」としています。
写意そして徹底的な写生から、陰影をつけずに線によって立体感を表すことで、岩絵具本来の濁りのない美しい色彩と輝きを損なわずに表現。
そこには卓越した筆の運びによる線描が必要で、その力を十分に鍛錬をすることが必要と言います。
その集積が中嶌先生の追求する日本画です。
又、30年にわたり、後進の育成にも尽力し、その考えが着実に引き継がれています。
その集積が中嶌先生の追求する日本画です。
又、30年にわたり、後進の育成にも尽力し、その考えが着実に引き継がれています。
本企画展では35点の作品を展示致します。
今年80歳を迎えてもなお、衰えることのない日本画への探求心が、絢爛さ、清新さを感じる作品を生み出しています。
中嶌先生の美しい「線」と「色彩」をご高覧下さい。
今年80歳を迎えてもなお、衰えることのない日本画への探求心が、絢爛さ、清新さを感じる作品を生み出しています。
中嶌先生の美しい「線」と「色彩」をご高覧下さい。
※事前予約は必要ございません。